(か)解約返戻金

解約返戻金とは

解約返戻金(かいやくへんれいきん)とは、保険の契約者が利用期間中に中途解約した際、戻ってくるお金のことです。保険会社によっては解約払戻金という呼び方をする場合もあります。

保険契約には3つの種類がある

保険契約には、従来型、低解約返戻金型、無解約返戻金型の3種類があります。実際に解約返戻金がどういった形で返ってくるのかは、保険の種類によって異なるので、保険会社に確認しましょう。

従来型

従来型の解約返戻金は、保険商品ごとに設定された返戻率に基づき算出されます。返戻率とは、支払った保険料に対していくらの解約払戻金を受け取れるかを表すもので、これが70%であれば、これまで払った保険料の70%を解約返戻金として受け取ることができます。従来型は、保険料払込期間の初期段階では3種類の返戻金のうちで最も返金額が高額になる傾向にありますが、その分保険料も高額です。返戻率は保険商品によって異なるため契約前に確認しましょう。

低解約返戻金型

低解約返戻金型は、保険料払込期間中の解約返戻金を従来型の70%程度に抑えた保険で、子どもの学資保険で多く見られる型です。「解約返戻金抑制型」と呼ぶ場合もあります。この型のメリットは、従来型より保険料を安く抑えられることです。また、低解約返戻金型の保険では、払込期間の満了以降、解約返戻金の返戻率が上がるのが一般的です。中には払い込んだ保険料の総額を上回る返戻金を受け取れる保険商品も存在します。

無解約返戻金型

無解約返戻金型とは、解約返戻金が存在せず、その分保険料を安く抑えたタイプになります。無解約返戻金型は定期保険や医療保険に多く、いわゆる「掛け捨て」と呼ばれる保険です。この種類の保険のメリットは保険料の安さにあります。そのため、家計になるべく負担を掛けずに保険契約をすることができるのです。

一般的に保険は、いざという時の保障を目的として加入する場合と、貯蓄を目的として加入する場合の2つが考えられます。保障を重視するなら、なるべく保険料を抑えながら万が一のときに手厚い保障が受けられる保険を選びましょう。解約返戻金がある保険は将来返戻金を受けとることができるので、将来のための貯蓄として利用することが可能です。

保険に加入する際は、解約返戻金の有無だけでなく、家族の将来を見据えて、生涯設計に合った商品を選ぶようにしましょう。

▲ページTOPへ