(か)仮差押え

仮差押えとは

仮差押えとは、債権者が債務者から確実に債権を回収できるようにするため、訴訟での判決の前に債務者の財産を仮に差し押さえておくことです。仮差押えによって債務者は財産を売却したり、隠したりすることに制限を受けます。

差押えの前段階にある仮差押え

仮差押えは差押えの前段階になります。差押えの前に仮差押えを行うのには理由があります。債権者がいざ差押えの手続きを行おうとしたときに、債務者の財産が無くなってしまっていては差押えができません。また、訴訟に勝っても、裁判の最中にその財産を隠されてしまったら債権を回収できません。そこで債権者は債務者の財産を事前に仮差押さえの手続きをして、訴訟後に確実に債権を回収できるようにするのです。

仮差押えに必要な手続き

仮差押えを実行する為に必要なのは、裁判所の許可と保証金の2点になります。債権者が裁判所に仮差押えに必要な申立書を提出し、保証金を納めるという流れで進めます。保証金の金額は、場合によって異なりますが、仮差押えすることになる財産額の2、3割程度になるのが一般的です。仮差押えは手続きに手間がかかりますが、確実に債権回収するためには有効な手段になります。

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