(さ)差押え

差押えとは

差押えとは、債権者が債務者から債権を回収するために、裁判所の手続きを通じて債務者の財産の使用を禁じる行為を指します。債権者が適切な法的手続きを取ることで、債務者から財産を取り上げ、債権を回収することが可能です。

差押えをするには裁判所の手続きが必要

差押えを行う際には、債権者が裁判所に対して差押えの申請をする必要があります。裁判所の手続きを通すことなく、債権者が勝手に債務者から財産を差し押さえることはできません。裁判所からの許可を得ることができれば差押えが可能です。裁判所で差押えの手続きを行うには、債権の存在を証明する公的文書を準備し、差押え対象となる財産の情報を把握しておくことが必要になります。

債権の存在を証明する公的文書

差押えを行う場合、債権者が債務者に対する債権を持っていることを証明する文書が必要です。債権の存在を証明する文書は、公的機関が認めたものでなければならず、主に裁判所の判決書や公正証書などがあります。裁判所の判決書は、債権者が債務者に対して起こした訴訟の結果、裁判所が債務者に支払いの命令を出した際に作られます。公正証書は法務省が管轄する公正役場で、公証人という法律の専門家によって作成される公的文書です。

差押え対象となる財産の把握

差押えを行う際に債権者は、債務者がどこに財産を持っているか、どのような財産を持っているか、という情報を把握しておく必要があります。債務者の財産が見つけられなければ、裁判所の手続きを行っても、実際に差押えを行うことができません。また、債務者に差し押さえる財産がない場合も、債権者は差押えできません。

差押えの対象になる財産は3種類

差押えの対象になる財産は、不動産、動産、債権の3種類があります。不動産は、土地や建物などのことです。動産は、不動産以外の物のことで、現金や有価証券、車や宝石などのことです。債権は、給料や預金口座などを指します。

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