成功した解決事例
破産管財人が放棄した後の任意売却

ご相談内容
M.Tさんは、会社の業績が悪くなり自己破産を裁判所に申立て、裁判所から破産管財人の選任がされ1年以上、破産管財人の提携している不動産会社で任意売却をしたが、債権者との調整が思うようにいかず、不動産会社が任意売却を諦めたため、破産管財人が物件を放棄してしまい、債権者が裁判所に競売の申し立てを行ってしまいました。
不動産会社に1年以上任意売却を任せたが、結果として上手く行かず、競売にもなってしまったので諦めていたが、M.Tさんの破産申立て弁護士さんと当社代表の飛田が以前から知り合いで、M.Tさんに今までに至った経緯をお聞きし、前に不動産会社が交渉して断られた同じ債権者とまた交渉になるので、調整が難しいと思いましたが引き受けました。
債権者 | 住宅ローンの残債 |
エム・ユー・フロンティア債権回収株式会社と 市役所 |
金7000万円 |
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抵当権を実施し裁判所に競売の申立て済。 市役所は自宅を税金の滞納で差し押さえ |
(予備知識)
競売になったら任意売却を諦めてしまう方もいらっしゃいますが、任意売却によって競売が取下げになる(競売を回避できる)ことを知らないだけで、損をしている方も多くいらっしゃいます。 知って下さい。
競売→任意売却→競売取下げ。
解決までの道のり
債権者が競売の申立てをしていたので、裁判所に入札時期の確認をとり、入札までの時間が3ヶ月と知り、裁判所に競売の評価書を取りに行きました。
評価書で記載されている競売の売却基準価格が3800万円でした。
販売してから1ヶ月後に購入希望書が現れ、5000万円で購入の申し込みを取り、債権者に競売を取下げて頂くよう交渉に入りました。
丁寧に交渉した結果、債権者から競売の取下げによる同意を頂き、残るは差し押さえをしている市役所との交渉です。市役所に対しても丁寧に交渉した結果、差し押さえを条件付きで解除するという回答を頂きました。
これで、任意売却が成功します。
当社が関わった結果
5000万円で任意売却が成功したので、78万円をM.Tさんに支払い滞納している税金を一部払い差し押さえを解除してもらう事が出来ました。 債権者から引越し費用として、30万円を頂きましたので、引っ越しも無事できました。
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